語学留学、正直ちょっと後悔?
カナダ→フランスに進んだ、私の本音と選択
こんにちは、Kagariです。
私は大学在学中に、カナダで語学留学&フランスでワーキングホリデーを経験し、その後フランスのビジネススクール(大学院)に進学することを決めました。
最初は「英語が話せるようになりたい」という思いから語学学校に通いましたが、正直なところ、語学留学だけでは満足できなかったという気持ちもあります。
この記事では、私の実体験をもとに, 以下の疑問に答えていきます。

- 「語学留学だけで十分?」
- 「ワーホリと正規留学の違いって何?」
- 「結局、どれを選べばいいの?」
語学留学 → ワーホリ → 正規留学というルート
まず、私の留学歴をざっくり紹介すると:
- ニュージーランド (2014)
- 14歳で初めて海外へ。異文化体験や英会話をホームステイ・語学学校を通して行う。

- カナダ (2022-2023)
- 20歳で長期語学留学。語学学校を通して、英語力を大幅にUP。
トロントは小さなニューヨークのようで多文化共存の不思議な魅力のある街で、世界中に友達を作ることができた貴重な経験。

- フランス (2024-2025)
- 22歳で初ワーホリ。フランスの地方で暮らし、フランス語を学びながら働く。現地のフランス人のように生活をすることで、インターネットで見るようなキラキラしたパリだけでなく、リアルなフランスを感じられた。

- フランス (2025-)
- フランスの大学院へ進学(正規留学)。パリでマーケティングとマネージメントを学ぶ。

語学力ゼロからスタートして、今ではフランス語も学びながら、ヨーロッパでキャリアを築く準備をしています。
3つの留学タイプを比較してみると?
語学留学 | ワーキングホリデー | 正規留学 (大学・大学院) | |
---|---|---|---|
目的 | 語学習得 | 働きながら語学+生活体験 | 学位取得+専門分野のスキル |
滞在期間 | 3〜12ヶ月 | 1年〜2年(国による) | 1〜2年(修士) |
語学力 | 初心者〜中級 | 中級以上推奨 | IELTSなどスコア必須 |
就労 | 原則不可(制限あり) | 週35時間まで可 (国による) | 基本不可(インターン可) ⚠️ フランスは20時間以下の就労OK |
メリット | 初心者でも挑戦しやすい | 自由度が高くリアルな生活 | キャリアに直結、就職にも強い |
デメリット | 学びの深さに限界あり。学歴として評価されにくい。 | 職探しが大変な場合がある。ある程度の語学力必須。 | 費用と準備が大変。 |
実際、語学学校に行ってどうだった?
語学学校はとても楽しかったし、多文化な環境で学べたことは貴重な経験になりました。
ただ、「語学留学って、遊び感覚で終わってしまう人も多い」というのが正直な感想です。
語学学校に学びに来ている人はもちろん学生だけではなく、社会人や多種多様な人々がいました。周りの環境や友達に影響されて、語学学習が疎かになってしまったり、長期の学校生活の場合は「緩み」が出てくる人も多い気がします。
私も中だるみしてしまった時期があって、「このまま帰国してもキャリアに活かせるのかな?」と不安になりました。
3ヶ月から半年の期間を決めて、学校に通ってからワーホリに切り替えるのが最善だと感じました。
ワーホリで「働く」というリアル
トロントでワーホリを選ばなかった理由として、トロントで職探しの「競争率の高さ」があります。
留学に行く前は語学力も十分ではなかったので、語学や生活以外の「職探し」に対するストレスを懸念していました。
しかし、今思うのは、ワーホリの選択肢は「アリ」だということです。
一概にワーホリはダメではなく、しっかり期限を決めて語学学校に行ってからワーホリなら、言語に自信がない人でも可能!
正直、1年間の語学学校では最終的に物足りなさを感じていました。もし職探しや言語能力に不安があっても、ワーホリを選ぶべきだと思います。
この経験を通して、フランスではワーホリに挑戦。言語の壁が、カナダ以上にありましたが、英語・日本語話者という強みを活かして、フランスでも働くことができました。
正規留学という選択肢とそのハードル
「ちゃんとキャリアにつながる選択をしたい」という人には、やっぱり正規留学がおすすめです。
大学のときは、コロナの影響で交換留学が難しく、語学留学(個人留学)をしました。
しかし、海外就職を目指そうと考えたとき、「正規留学 = 学歴」が必要だと強く感じました。
カナダ滞在中、フランス人の彼と出会ったことをきっかけに、フランス語にも興味を持ち始め、キャリアをヨーロッパにシフト。
最終的には、IELTSをフランスで受験、大学院を複数受験して、無事志望校に合格しました。
学費は高いし、準備も大変ですが、就活時に国際的に評価されるには「正規留学」の学歴は、強みになると思います!
「自分に合う留学のタイプ」ってどう見極める?
✔ 海外に慣れてみたい → 語学留学
✔ 働きながら生活体験したい、何かに挑戦し続けたい → ワーキングホリデー
✔ キャリアに直結する学びがしたい → 正規留学
迷ったときは、「今の自分が求めているのは何か?」を自分に問いかけてみると、選びやすくなると思います。
最初は私も、ただ英語を話せるようになりたくてカナダに行きました。
でも、現地での経験を通して「もっと学びたい」「もっと成長したい」と思えるようになり、
フランスの大学院という次のステップに進むことができました。
後悔したこともあるけれど、今では全部がつながっていたと感じています。
この記事が、同じように悩んでいる誰かのヒントになれば嬉しいです。